母乳に含まれているカロリーを計算してみました。
準備
3大栄養素である糖質、タンパク質、脂質それぞれ1gごとのカロリーが大体決まっています。
糖質:1gで約4キロカロリー
タンパク質:1gで約4キロカロリー
脂質:1gで約9キロカロリー
つまり、これらの3大栄養素の量が分かれば母乳で得ることが出来るカロリーを知ることが出来ます。
それでは、母乳100mL中にどのくらい3大栄養素が含まれているのかというと、
乳糖(糖質):7g
タンパク質:1g
脂質:4g
くらいです。
それでは計算してみましょう。
糖質:7×4キロカロリー=28キロカロリー
タンパク質:1×4キロカロリー=4キロカロリー
脂質:4×9キロカロリー=36キロカロリー
合計すると、
28+4+36=68キロカロリー
でました、100mL中に約68キロカロリーのようです。
ある調査では、生後1~5か月の哺乳量は約790gという報告が出ています。
なので1日当たりの哺乳による平均摂取カロリーは500~600キロカロリーくらいになります。
成人の1日摂取カロリーが2000キロカロリー前後くらいなのですが、それよりもずっと小さな乳児がこれだけの栄養を取り入れているのはそれだけ成長に使っているのですね。
ちなみに
牛乳もほとんど同じカロリーです。