第8話!アンサングシンデレラ(ドラマ)を元病院薬剤師が観てみた!ネタバレ・感想

始まりました!第8話!

第7話はタバコと白血病がテーマだったので、書くことがなくて放棄しました。今回はかけるといいな。

在宅医療と病院薬剤師

在宅に行きましたね、もう病院ネタはないんですかね。笑

在宅医療は、調剤薬局の仕事の中で、ドラマにしやすい分野ではありますね。
今回は終末期の方が対象でしたが、在宅医療の対象は、施設入所者や独居や疾患などによる通院困難な方も対象です。

調剤薬局としては、在宅医療を行っているということが、薬局の施設基準の一つになっているため、今は経営上も重要な分野です。

在宅では、薬を配達して、薬剤師が患者さんの自宅で服薬指導を行う必要があります。移動時間もかかるので、よっぽど患者宅が近くなければ、患者一人につき1時間程度かかる場合が多いです。
そのため、薬局に人の余裕がないと対応が難しい場合もあります。

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施設基準として重要な在宅医療ですが、時間がかかってしまい、人件費も余計にかかる場合があるので、薬局としての儲けは少ないです。

今回は終末期の患者さんがテーマですが、薬剤師がメインの終末期のドラマは新鮮な感じですね。

ドラマでは主に医師とのコミュニケーションがメインでしたが、実際には訪問看護師やケアマネさんとの情報共有もとても重要です。
調剤薬局薬剤師にとっての多職種での医療は在宅医療になるかと思います。

今回のドラマの中の在宅調剤薬局の薬剤師の方がおっしゃっていた、「調剤薬局は患者を長くみる」というのはその通りだなと思いました。

病院は急性期を扱う病院であれば、2週間程度で退院してしまうことが多いです。
そのため、患者さんの退院後の普段の生活に触れる機会は少ないかなと思います。
病院薬剤師と調剤薬局薬剤師の違いとして、「患者をみる時間」は大きいかなと思います。

調剤薬局がメインである在宅医療がテーマというのをみると、CMのスポンサーである各調剤薬局会社の意向もあるのかな?と思ってしまいます。

抗ヒスタミン薬と病院薬剤師

大人の薬を子どもに薬をあげていましたね。
そんな人いる?と思いますが、原作であるマンガにもあったのでドラマでもやったのでしょうが、「病院」薬剤師としてはあまり関係ない気もします。

私は、今回のセレスタミンに限らず、大人に処方された薬を子どもにあげているという話を聞いたことはありません。

まとめ

今回は在宅医療がメインのテーマでした。

在宅での終末期での話に、意外と感動してしまいました。
自分や大切な人の人生の最後に、目に入るもの、思うことは何になるのでしょうか。

そして瀬野さん、大丈夫ですか!!

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